1人でいると涙が出てきます。

目次

1人でいると涙が出てきます。


あるお母さんからメッセージをいただきまして、
お返事も兼ねて、ちょっと書いてみたいと思います。

 

子供に失敗経験をさせてしまったことがある
と感じておられるお母さん、他にもおられますか?

 

かつて、不登校であったり、
受験に失敗したりであったり、
試合で初戦で負けて敗退したり、と

 

子供の進む道が予定から大きく外れて、
変わってしまった。

 

その時は最善の対応をして、
一旦落ち着いて、また新しい毎日が
過ぎていくわけですが、

 

時々その頃過ごした日々を思い出して、
どうしようもなく涙があふれてくる。

 

我が子があんなに勉強したり、練習したり、
頑張っていたのになあ。
なんでこうなっちゃったんだろう。
胸をかきむしられるような気持ちにさせられます。

親としてもっとやるべきことがあったのではないか?

あの時、あれをしなければ、
違う選択をしておけば、もしかしたら、
うまくできたのではないか?

とか
反省と後悔でいっぱいになります。

なんて私はダメな親なんだって。

こういう感情が出てくるのは
女性ならではなのだとも思います。

母性からくるもの。
子供を愛しみ、大切にして育ててきたからこそ、
うまくいかなかったことや結果が出なかったことに
胸を痛めます。

もう終わったことなんだから仕方がないことなのに、
振り返ってしまうんですね。

女性としての自分は置いてけぼり

沸き起こる感情は、涙と共に洗い流せばいいのですが、
それをうっかり自分の価値と思い込んでしまう場合があります。

だから私はダメな母親なんだ。

母親失格だ。

そうでしょうか?違います。

でもこうやって考える女性、お母さんはとても多いと思います。

母親というものは、子供の痛みにしばしば動揺したり、
泣けて泣けて仕方がない動物です。まあ泣けて来ます。

そんな時は、
また母性が発動しちゃっているわねえと
気付くようにして、
自己否定は心のゴミ箱にポイっ!
捨てちゃってください。

現在や過去に子供に起こっていることというのは、
家族にとって、何か変化が必要なサインです。
だから母性が発動するのです。


母親の立場を離れ、1人の女性として
自分のことを大切にするようにと
思います。

子育てが後半にきたら、
子供が高校生や大学生くらいになったら、
一度確認する時に来ているということです。

子供も巣立ちます。
人生100年時代に、女性として生き方を
見直すときではないでしょうか?

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

夫、息子2人、娘1人の5人家族。子ども2人が同時期に不登校になりながらも、育てた上げた経験を元に神戸観塾を開校。

3人目の子育てには干渉しすぎないよう、専業主婦を卒業し、20年ぶりに社会復帰。大手個別指導の塾でアルバイトを始める。塾講師の仕事に3年ほど就きました。

コメント

コメントする

目次