神戸観塾ではコーチングを取り入れています
1年間かけてコーチングを学んでいました。
「コーチングって何ですか?」
初めて聞いた、という声が私の周りは多かったのですが、
皆さんは聞いたことありましたか?
コーチの【語源】は馬車。
大切な人をその人が行きたい未来へお連れする
という役割があります。
コーチングはそこから派生して、
クライアントが 幸せ人生(目的)を達成するために
前向きな考えを持ち、強みやリソース(資源)を活かし、
目標に向かって障害を乗り越え、人生の主人公として
生きていけるように、コーチとしてクライアントを励まし、
アイデアを行動に移せるよう、サポートしていくこと。
ということになります。
幸せな人生に向かって歩んでいく子どもや仲間を
応援していくんです。
子ども達には強み、リソース(資源)があり、
それらを活かし、家庭、学校、社会という
ステージでお役目を果たしています。
役割を担っていきます。
目標を達成するには時に目の前に超えられそうもない
障害が現れることもあるでしょう。あきらめずに
立ち向かい、乗り越え、自分の人生を主人公として
生きていくのです。
人生は山あり、谷あり。失敗もします。でも
失敗を できない理由や自己イメージを下げる理由に
するのではなく、よい経験→アイデア→できる理由に
変えていきながら、行動していくのです。
その先には行きたい未来があり、そこに到達した時、
喜んでいる幸せな我が子がいます。あんなこともこんな
ことも、幸せな今に必要な経験だったんだ、と。
子どもたちの人生がより良くなっていくイメージを
感じていただけるでしょうか?子ども達だけでなく、
私たちも自分の人生の主人公として歩んでいきますよ。
人にはそれぞれ悩みがあり、解決方法も様々です。
悩みは自分一人で解決する方がいいというタイプもいれば、
カウンセラーやセラピストに不安や心の痛みを軽くして
もらうこともあり、専門的な知識が必要な場合はコンサル
タントに頼ることもあります。
判断がうまくいけば、そこに「選択をした」結果であることも
気づかずに過ぎていきます。一方、判断がうまくいかず、
失敗や苦い経験につながった時、不安や恐れなどが出てきても
そこに「その人にとって大切なものがある」と考えます。
不登校になったこと、生きづらさを抱えてしまった原因を
探すことはいろいろな要因が絡み合い、わからないまま
過ぎていくことは多々あります。そこ時間をかけてしまうよりも
捉え方を変えることで、広い視野で考えられるようなったり、
新しいアイデアが浮かび、行動に移せる可能性は高くなります。
私もひとり目の子育てでは、失敗しないように失敗しないようにと、
ちょっとでも有利な条件の中で生きられるようにと良さげなレールを
敷いた時期がありました。失敗=悪いことでしたから。
でも実際は、失敗をたくさん重ねた方が成長や成功につながります。
電気を発明したエジソンだって、どれだけ失敗したことか。
1万回〜2万回の失敗を経て、電球は発明されました。
我が子が幼稚園に通っていた頃、ツヤッツヤの泥だんご作りが
ブームだったのですが、砂選びから、固め方、一夜置いて、
ツヤツヤの泥だんごの研究に研究を重ねている子ども達の姿を
思い出します。どの子もちびっこエジソンでした。
人それぞれ問題解決の方法は千差万別ですが、コーチングという
解決法があることをまずは知ってもらいたくてお伝えしました。
乗り越えて行く過程、解決していく過程の「明るさ」が
私は気に入っています。