新学期スタート 〜不登校の子ども達へ〜

学校以外で学ぶこと

4月がスタートして、はや1ヶ月。

学校生活においては、少しずつ慣れて
様子がわかってきた頃でしょうか。

まだまだ緊張感が半端ないんです、という
お子さんにとっては、GWの休みが多い
週が息抜きにもなります。

前年度から引き続き、学校に行きづらい
お子さんは、GWに思いっきり外で遊べる
機会を作ってあげてほしいと思います。

学校がある間、不登校の子どもたちは
日中は息を潜めて、「自分は不登校なんだから、
家でじっと過ごさなくちゃ」と思いがち。

そんなことないんですよ。

知識欲もあり、感性が豊かな大切な時期に
外に出かけて,人や自然と触れあうことは
学校ではできない学びになります。

これからの季節はツツジ、あじさい、ひまわり
とお花の美しい季節でもあり、花を楽しむ
イベントも増えてきます。

「人には会えない、会いたくない」時期ならば、
小動物との触れ合いをもつことも愛することや
慈しみの気持ちを育てます。

「不登校」ということばは 登校することを
基準としたイメージを呼び起こしますが、
もう少し大きく捉えて、「学校以外で学ぶこと」
としてみるのはいかがでしょう。

子どもたちの行動を促せる機会を
たくさん作ってあげることができます。

春から初夏にかけて、
植物は大きく成長し、
眠りから目覚めた動物も
活発に動き出す季節です。

子どもたちが人間らしい成長をしていく
この時期に「学校に行っていない」
ことはあまりこだわらずに、
過ごしてほしいものです。

美しいものや可愛らしいものに出会い、
五感を通して、子どもたちの感情が
引き出される機会は、
感情を出せる練習になるでしょう。

つらかったことや
悲しかったことも
表現をしてみることで

自分が大切にしているものやことに
気が付き、自分の大切なものやことを
大切にすることができるようになります。

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この記事を書いた人

夫、息子2人、娘1人の5人家族。子ども2人が同時期に不登校になりながらも、育てた上げた経験を元に神戸観塾を開校。

3人目の子育てには干渉しすぎないよう、専業主婦を卒業し、20年ぶりに社会復帰。大手個別指導の塾でアルバイトを始める。塾講師の仕事に3年ほど就きました。

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